毎年ニュースになる、海に漂流する人の話。離岸流とは?

離岸流(カレント)を知らずに
海に入ると、沖に流され、
漂流するってご存じでしたか?

なので、離岸流を知らずに
海に入るのは非常に危険なんです。

毎年海の事故が起きます。

 

この記事では、
離岸流についての知識を深めます。

離岸流の見極め方や対処方。
また、うまく利用する活用術まで
紹介していきます。

離岸流(カレント)とは?

岸に打ち寄せた波が
沖へと帰っていく流れ

の事を離岸流といいます。

海には沖に向かって流れる
流れがあるという事です。

 

この流れに捕まると
気付いたらどんどん沖に
流されているって
事になりかねません。

漂流したり、事故にも繋がります。

 

特に、テトラポットの近くや
海が荒れ、波が大きい日には
沖に向かう流れが強くなります。

 

泳げる人でも自然の力には
勝てませんので、
離岸流を見極める力
付けておきましょう。

離岸流の見分け方

沖に向かう流れの危険性が理解できても
見極めれないと危険は残ります。

今回は風がない日の
わかりやすい写真を準備しました。

こちらの写真を使って
離岸流を見極める力を付け、
危険を回避できるようになりましょう。

写真では離岸流の部分に
赤丸を付けています。

見た目の特徴としては、

・海面がしわしわしている。
・波が割れにくい。

この2点があります。

 

離岸流は流れが速く、周りと比べ
深くなっている事が多いです。

なので、海面がしわしわしたり、
波が割れにくかったりするんですね。

 

この離岸流の位置は地形によって
変化するため、毎回確認が必要です。

また、風が強いと、水面全体が荒れ、
見た目がわかりにくくなります。

そんな時はいつも以上に注意しないと
漂流しかねません。

 

ではもし、
離岸流で沖に流されてしまったら?

 

ここで、

離岸流で沖に流された場合の
対処方
をお教えします。

 

実は、沖に流されたと思って
まっすぐ岸に向かって進んでも
流れに負けて進まないんです。

なので、流れに逆らうのは
体力もなくなるのでダメなんですね。

 

ではどうしたらいい?

 

万が一、離岸流で沖に流されたら、
岸に向かって泳ぐのではなく、


岸と並行に、横に向かって泳ぎ
まず離岸流から脱出
して下さい。

脱出後に、岸に向かって泳ぎます。

 

これを知らないと
大変な目に合う事があります。

海に入る前に潮の流れを
要チェックしてから、
サーフィンを楽しみましょうね。

離岸流の活用術

離岸流の危険さは確認できました?

では、危険だと知った上で
ちょっと利用してみましょう。

 

今までに何人かの友達から
『サーフィンをしたい』と言われて
一緒に連れて行った事があります。

その時よく言われることが
『見た目以上に疲れる』

結構みんな言いました。

何が疲れるのかというと
沖に出るのが疲れると。

 

沖からは波が来るので
うまく波をかわさないと
全然沖に出れない

体力だけ消耗するんですね。

そこで、なるべく楽するために
離岸流の流れを活用してみましょう。

離岸流は沖に向かう流れで
波が割れにくい。

という事は

離岸流を通って沖へ出れば
楽ではないか?

先程と同じ写真です。

赤矢印で沖へ出て、
黄色矢印で波に乗ってくる!

これが楽ができる
離岸流の活用術になります。

この方法は離岸流の危険を知り、
しっかり見分けないとできません。

ですが、
特徴や危険を把握し活用できれば
沖に出るのが楽になります。

 

注意

・テトラポットや障害物近くの
離岸流を通るのは危険です。

・ポイントによっては、流れが速い
危険な離岸流もあります。

 

以上

 

危険を理解し楽しいサーフィンライフを
送っていきましょう。

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